デパート催事場

休日の昼前、ペン修理のついでにデパート催事場で行われていた「全国名店街」なる催しを覗いてみました。


送られてくる案内に特に目を引くものがないと、この手の催しにはほとんど出かけないのですが、気まぐれに買おうと思い立つと、あれもこれもと結構な品数を手にとってしまいました。


鯖寿司 穴子寿司 メンチカツサンド 鴨なんばんうどん 栗と花豆の和菓子 あご(飛魚)のおつまみ


全国の駅弁とか名店の逸品とかが特別な催しであった昔には、ずいぶんと美味しいものだと思ったのですが、久しぶりに食べてみると・・・・「?」


あれ?こんなもん??
なのに結構お高い。


鯖寿司 穴子寿司 メンチカツサンド 鴨なんばんうどんなどという処は自分で作ったほうが遥かに美味しく思えてしまいます。1/3の値段で同じ献立を納得の味で作れます。


まっ、デパート出店での利益率・・・みたいなことを考えればあのくらいで普通なのかもしれませんが、瞬く間になくなっていた財布の一万円札が勿体ない。


自分の舌が進化したのか?デパート催事のレベルがそんなモンになってきているのか?世の中の名店の認識がわかってきているのか?




今の外食事情を思うと、真っ当な職人が真っ当な食材で作った一皿は決して私がまねできるものではありませんが、利益率や経済効率、利便性や規格化が見えるような一皿は、今のところ、同じものを自分で作ったほうが間違いなく美味しいということです。外食をしたり、作られたものを買ってくることがますます面白くなくなってきているのは実につまんないのです。


この頃、「ウチご飯」を楽しむことがさらに多くなってきているのは仕方ありません。