痩せたらジーンズ

少々でもダイエットに成功するとジーンズがほしくなるようです。


前回痩せたときも、フランスのフランシスなんとかというジーンズを買って、太鼓っぱらがベルトの上に乗っからない嬉しさをシミジミ味わったものです。


今回は痩せたといっても2-3kg、しかも未だに行ったり来たりを繰り返してはいるのですが、お向かいのブティックの50%オフの看板を見てフラフラと・・・・「親方ならこれ」っと断言して選んでくれたのが、イタリアのSBUとかいうジーンズ。ごわごわでぼってりした感じなのに、履いてみるとアーラ不思議、生地は滑らかでストレッチ素材、軽くてウットリするほど履きやすいのです。


前のフランシスなんとかでもジーンズの革新ぶりに驚いたのですが、SBUはさらにいい感じです。その代わりオフプライスでも二万数千円・・・・って普通のリーバイス買えるじゃん。でも、このウットリ感が財布の紐を緩めてしまいました。ちゃんとしたパンツを買ったと思えば安いもんかもしれません。


十代後半から二十代後半、結婚する前まではパンツといえばジーンしか持っていませんでした。そんな時代でもあったのです。アメリカを半年ほどフラフラしていたときも、もって行ったのは二本のジーンズのみ。一本はよそ行き、一本は普段履き。よそ行きといってもその一本のほうが少しきれいというだけのことでした。


今の体型を維持できたとしても短くて太い足まではなんともなりませんので、行きつけのブティックのお兄ちゃんは決してピチピチのスリムなジーンズは選んでくれそうもありません。少なくとも白洲次郎みたいに白髪の細身でジーンズをはいていられるような爺さんになってみたいモンです。


あっ、白髪てぇのが無理でした。