マスター・アンド・コマンダー〜携帯電話


「刑事ジョン・ブック 目撃者」「DEAD
POETS
SOCIETY(いまを生きる)」のピーター・ウィヤー監督の最新作「マスター・アンド・コマンダー」を見てきました。


「強大なナポレオン軍に立ち向かうため、戦火の大海原 まだ幼い少年たちはいた」という日本語の副題は、多分監督にとっては映画の主題の中のホンノ一部でしかなくて、スクリーンで見た副題”IN FAR SIDE of THE WORLD”(だったような??)のほうがストーリーの大事な部分を表しています。


ナポレオン軍に立ち向かう英国軍。ヨーロッパ本土からは遥か離れたブラジル沖からホーン岬ガラパゴス諸島にかけて、英仏の二隻の船が戦う・・・・というお話です。ナポレオンも出てこなければ、戦艦が満ち溢れる大海戦もありませんが、これほど帆船の操舵と生活、帆船同士の戦いがきめ細かに描かれた映画を私は知りません。描写が丁寧であればあるほど、物語が真実味を増し、人間模様にも厚みが増してきます。


一度でも帆を張って海に出たことがある人間には、すべてのシーンが躍動に満ち、帆船の醍醐味を伝えてくれていて、スクリーンを食い入るように見つめてしまいます。


海好きには超お奨め。


携帯電話の充電池がいよいよダメで、いよいよ買い換えなければいけなくなりました。


携帯電話を持ったのは比較的早い時期からだったのですが、もっぱら店からの連絡のために使うだけで、私から送信することはめったにないくらい、もちろんmailはもちろん、I-modeもインターネットも活用せず、携帯電話になんでデジカメが必要なの?と超アナログです。


で、
近所のショップに行くと、すでに前の電話を購入してから三年が経っているとかで割引もかなりあるのだそうです。新しいタイプはFOMAだとかMOVAだとか、すでに新しい世代に突入しているらしく、デジカメも200万画素のものまであります。様々な説明から、どうやら携帯電話を通話だけに使うのは宝の持ち腐れのような気がして、結局「P900i」とかいう最新のタイプに切り替えることに決めました。


家に帰っていじくり回していると、次から次へと様々な機能が表れてたった三年で浦島太郎状態です。


なかなか繋がりにくい、重くてかさばる携帯電話が登場したのなんてついこの間のこと・・・・などと思ってしまう年寄りには、今の最新機種を存分に使いこなさなければ意味がないとか、mailのやり取りが携帯でできなければいけないとかと言う風にとらわれてしまうとにっちもさっちも行かなくなってしまうので、とりあえず面白そうで便利なところから順番に・・・・と開き直ることにします。


それにしても今の携帯電話、ホントにPCなのですね。


とりあえず、メル友募集・・・・って今更恥ずかしいか?