日々つれづれ
今年は少し早めに香川産ホワイト・アスパラのいいものが入荷してきました。
別ルートでフランス産やチリ産の状態のいいものも手に入りそうなのですが、どちらがいいのでしょう?少し前の外国産は鮮度の点で問題があったのですがそれもかなり解消しているようです。
昨年は白魚のあんかけ。今年は茹でたてをバターで軽くからめ、湯葉のソース、白魚をさっと蒸してのせ柚子をたっぷり。
今日もロブションやらロワゾーのレシピやらを覗いていたのですが、やっぱりバターとの相性を第一に考えたほうがいいのでしょうか?ホワイト・アスパラは使い始めて4年目くらいでも超決定打にいたらなくて試行錯誤が続きます。
昨日白川(白甘鯛)のいいものを昆布締めにしておいたのですが、今日はアズキハタのいい形のものが・・・・・ないときには何もない魚も、あるときにはあまるほどあるのですよね。原価を考えると両方は使えない。つらいところです。
「大改造!!劇的ビフォーアフター」はジュンペイさんのお話では、施主は家が出来上がるまで現場を見せてもらえないのだそうな。(もちろん綿密な上にも綿密な打ち合わせがあるのですが)
TV番組でリフォームが完成して依頼主が家に入り「へーーー!」「ワーーーすごい!」と驚嘆し涙を流したりするのをみて、施主は毎日現場に足を運び、設計管理者と現場監督にあらゆる注文をつけて仕上がりを逐一見るもので、出来上がりを始めてみるように感動するのはおかしい・・・・と一人でTVに向かってイチャモンをつけていた私がバカでした。ホントに初めて見ていたのです。
素人が単純に批判的に見ていたりすることもちゃんと承知の上で取り込んで、リスクも考え合わせてこういう仕事にもチャレンジしたジュンペイさんという人はオトナだなぁ・・・と素直に感心します。たいしたもんです。
用事でデパートへ出かけると、休憩に入ろうとするワインコーナーの某担当さんとバッタリ。
最近こちらでワインを仕入れる機会が少なかったのですが、「なんかいいもの残ってますかぁ?」の問いかけに、「ドゥージャックがちょっとありますよぉ」
モレ・サン・ドゥニ2000 ドメーニュ・ドゥージャック
ドゥージャックのモレとしてはかなりのお買い得です。
即、「あるだけ全部」とお願いしました・・・・といっても6本だけ。2000年は珍しいネゴシアンのドゥージャックも手に入っていますから飲み比べられます。試してみるのは4〜5年後。
地方局の地元番組で紹介される料理研究家の料理とか、「グルメお店紹介コーナー」というのはなんであんなにぬるいんでしょう。これでは地方から文化は発信はできません。私もその一員なのだなぁとつくづくがっかり。