見てはいけないもの


こんな商売をしていますので、当然のように親戚筋にも何件かの飲食店があります。正月のお休みに挨拶へ出かけた処は車で一時間ほどの場所。


仕事中に通用口から入って「こんちわーー」


何気なく調理場から客席を覗くと、知り合いが着物姿の若いおねーちゃん(奥様ではない、もちろん娘でもない)と食事をしています。


「ヤバッ」って、私がやばいわけではないのですが、相手をあわてさせてはいけない・・・・と身を隠しました。つい商売で身についたものがでてしまいます。


きっとこんなところで見つかる心配はないと、安心してデートをしているのでしょうねぇ。この店が私の親戚筋だとも知らずに。。。。


ここで私が現れたら冷や汗タラタラでしょう。見てしまったことを知られてはいけません。


仕事上ではお客様に対して「見て見ないふり」もとっても大切です。すべてが個室の料理店では「わけあり」のカップルは当然おいでになります。「あいつン処は安心だから」とお見えになるお客様のことは口が裂けても言えません。


いつになってもおバカな男どものオイタは収まらないのです。