真意
ある首相の演説
自由と幸福は突然天から降ってはこない。
すべては諸君の意思と働きにかかっている。
我々自身の国家のみが頼りとなる国民の未来は、我々自身のうちにのみ存在するのだから。
国民自身が国民を向上させるのだ。
勤勉と決断と誇りと屈強さによってこの国を興した祖先と同じ位置に上がることができるのだ。
(聴衆の歓喜)
国が何をしてくれるかを
問うのではなく、
国に対して何ができるかを、
問いたまえ。
と、熱く語ったケネディーの大統領就任演説ではありません。首相に就任した直後のアドルフ・ヒットラーの演説の最後の部分です。
以前にTVで見たときには何気なく聞き流していた演説は、言葉を読み返しているとこんな風に真っ当です。
一人の言葉の裏側には狂気があり、一人の言葉は後世に伝えら伝説となりました。
今、ブッシュ大統領の言葉、小泉首相の言葉が、後世どのように語られるのか?
少なくとも私たちには”yes”という権利も、”no”という権利も持っています。
イラク問題の道筋を誤ってはいけません。