ステキを求める
谷〜ヤワラちゃんの結婚式なのだそうで・・・・・ダイジェストがTVで流れているのをチラット見たり、ワイドショーで事前に知る情報を見たりするだけなので、批評などおこがましいもいいところなのですが、どうやらヤワラちゃん自らデザイン、自ら演出満載らしいです。
マスコミに異常に優しいこのカップルの結婚は、多くの人たちが「よかったよかった」「幸せにね」と祝福を送る二人なわけで、芸能人以上に注目を浴びるわりに、結婚式の演出はある意味「コテコテ」 芸能人などにありがちな「ハイセンス」(<古い?)「オシャレ」を追求して、若者のオピニオンリーダーになりそうなところが微塵もありません。これがいい。
「あのキャンドルサービス私もやりたい」とか
「ヤワラちゃんと同じデザインのウェディングドレスを着たい」とか
「あのケーキカットと同じ演出をして欲しい」はどうやらありそうな気がしません。
一生に一度の晴れ舞台をステキに演出したいという一般人は、「ステキ」の形を芸能人やメディアに脚光を浴びる結婚式の演出に求めます。この何十年かの結婚式の「ステキ」追求はとどまるところをしらない様相を呈していて次から次へと新しい提案がされているようです。
が、谷〜ヤワラちゃんカップルの結婚式を見ると、業界お仕着せの「ステキ」がないところで、お金をかけて「私はこんなのが好き」という手法をとると、案外これくらいのコテコテに落ち着くのではないかと思うのです。実際普通の日本人のセンスというのはこんなもんかもしれません。
バブルの頃に見た夢をそのまま見続けて、身につきそうもない「セレブ」の上っ面を追いかける20代後半40代よりもずっとほほえましくて、しゃらくさく(これって方言?)ありません。
そろそろ「ステキ」を求める方向もいい加減に地に足のついたもんにしたほうがいいなと思ったりする今日この頃だったりして。。。。(訳変わらんまとめです)