チーズ

clementia2003-12-02

右側ハート型のチーズは以前にも一度紹介したヌフ・シャテール・クール、今回は自家農家製です。白カビ系のやわらかな味わいです。


左側は初めていただいたサンドレ・ドゥ・ヴェルジー。フランス ブルゴーニュ地方ワインでも有名なシャンベルタン村で作られたウォッシュチーズです。周りのグレーはシャンベルタンのぶどうの樹を燃やして作った灰を細かく細かくてまぶしてあるのだそうです。いろいろな熟成方法があるものですね。ウォッシュチーズ独特のねっとりした味の深みがある一方、灰に包まれたことでツンとした刺激臭が少ない食べやすいウォッシュチーズです。


これらのチーズは「オリヂン・カワモト」さんで送っていただく胡桃などの木の実が入ったライ麦パンを添えてお出ししています。


ただ、チーズを用意していることはメニューにも書いてありませんし、ワインを飲む方以外には紹介もしていません。


チーズの認識がまだまだ低いこの地では、「日本酒にチーズなんて如何ですか?」なんていうお奨めもまだまだ時期尚早のような気がしますが、用意する以上は半端なチーズではお客様に申し訳が立ちません。


次なる時代のための勉強・・・・というのは言い訳で、「こんな美味いもん放っておく手はないぞ」という食い意地のはった私の貪欲な餓鬼根性のせい。