季節のうつろい

clementia2003-10-07



京都からの漬物がいつものように届きました。


紅千枚と中抜き聖護院蕪です。


赤カブの千枚付けと間引きした聖護院蕪の漬物。冬に入る前、秋もまだ深まらない頃の微妙な季節が感じられます。


こういう季節のうつろいを忠実に表現する京都のお漬物は、やっぱり奥が深い。漬物の技術も素材に真摯に向き合う姿勢も学ぶところがとても多いのです。


自分の処で漬けるヌカ漬けに塩漬けと共にこういう漬物を添えてあげると作る側の気分もシャンとします。


お客様にご理解いただけるかどうかよりも、自分の背筋を伸ばすために送ってもらっているような気がします。