結婚式


若いスタッフの結婚式がありました。夫婦してお呼ばれです。


若い時分、友人の結婚式に頻繁に出席していた頃には、主賓の挨拶などというのはちっとも面白くないもので、「人生には三つの袋があります」とか「親の恩を忘れるな」などなど人生訓をたれるのが相場で、いい歳のオヤジの独壇場でした。


ところが今年に入って結婚式の主賓が二回目。あっという間に自分自身がお仕着せがましい人生訓を語る世代になってしまって唖然とします。若い世代から見れば、私も説教オヤジなのでしょうね。


主賓の挨拶のお鉢が回ってくるようになって初めて気づくのが、「ウケ狙いは絶対はずす」という教訓です。普段からユーモアのかけらもない男にウケなど無理・・・・と肝に銘じておかなくてはいけません。


今回の結婚式は新郎新婦の出会いの場が私ン処の調理場でしたので、二人とも三倍増しで褒め上げて(実際とても出来のいい子達なのですが)、話す時間を予想の半分に縮小するくらいが丁度いい感じのようです。


「早く終わらないかな」と思われない程度に切り上げて、まっ、私にしたら上出来・・・・だったかもしれません。


・・・・なんて思っていると、そのうち新婦の親ってのやらなくてはいけなくなるのですから。。。。