この店に来ました


タウン誌の企画、お得意様に店のことを喋りしていただく取材がありました。


「あの方にお願いしようか」「この方に・・・・」と思い巡らし、了解をいただいたご夫婦に店へお越し願いました。


たまたま担当の記者さんがこのご夫婦の奥様と知り合いだったこともあって、話は実にスムース、最初から和やかに始まりました。


必ずご夫婦でご来店いただくこのお得意様は、東南アジアのアマン系のリゾートを軒並み制覇し、フランス、イタリアへは頻繁に、京都は年末年始と祇園祭の頃には必ず、という食べること、旅行することが大好きなお二人です。


私自身、ご夫婦の旅行話、食べ物話をお伺いするのが大好きで、いつお越しいただいても豊富な話題に飽きることがありません。


ミュシュラン、ゴー・ミヨで評価の高いレストランや、京都の名店をたくさんご存知のお二人に、なんとか私ン処がご支持をいただいていることが私にも大きな自信になっています。


店ではBGMは使っていないのですが、ご要望でこのご夫婦のためだけには私の選んだCDを必ずおかけしています。音楽の許容範囲も広いのでジャズあり、クラシックあり、ボサノバあり、AORあり、曲選びも私の楽しみのひとつです。


賄賂となるべく(?)特製の海鮮丼を召し上がっていただきながら、お話は取材外の私的な話題にまで及び、記者が思わず写真を撮り忘れそうになるほど楽しく進みました。


あれだけの豊富な話題をどうやってまとめるのでしょう?お手並み拝見です。