定期健診

昨日は休日を利用して定期健診でした。


この歳になると身体のどこにがたが来てもおかしくありません。実際腰を病み、肩が張り、ひざが痛みと外身は十分がたがきていますが、内臓的なケアは検診でなければわかりません。


大会社と違って自分で意思を持たなくては検診へはいけません。この身体に家族と従業員と店そのものがかかっているかもしれないという意識をもつことが大事なのでしょうね。


店を新築してから8年、気が張っているせいか、ちょっとした発熱や風邪は一晩で治す、休憩時間中になんとかする・・・・で幸い何とかなっていて、寝込んだことがありません。


いままで軟弱にぐずぐずやりくりしていた私にしてみると、人様から見るとまだまだ半端なのでしょうが、この数年はまさに身を削るように仕事をしてきていると、ほんのちょっとだけ思っています。


何かで一週間一ヶ月入院したら店はどうなるのでしょう?「親方いないんなら止めとくわ」・・・・くらいにお客様に思っていただけたら大したもんなんですが、私がいなくても案外上手く回るものなのかもしれませんね。


結果は一週間後、カルテを見ながらの主治医の先生の沈黙が一番きついものですね。「ウーーーン」とかいわれたりするとハラハラすることこの上ありません。果たして今回も無罪放免がいただけるのでしょうか。


病院の待合室と自宅ソファで横山秀夫第三の時効」一気に読了。


いやいや面白い。名作「半落ち」にあった最後のちょっとした不消化に比べると、短編一編一編の心理描写と人間の葛藤が素晴らしくよく書き込まれているように思いました。


先週の歌野晶午「葉桜の季節に君を想うこと」に続いて、私には珍しく二週つづけてミステリー一気読み、心地よい満腹感に満たされています。