カレー


手前味噌という言葉があるように、素人料理にも各々の自慢があります。


パスタやカレーなど男の料理自慢の最たるものでしょう。


かく言う私も、カレーは専門分野外ですので、素人自慢の域を脱しません。オーソドックスなビーフカレーやスピニッチ・マトンらしきもの(?)も作りますが、得意は欧風シーフード・カレーです。


とはいっても、ずっと昔、志摩観光ホテルの高橋前調理長のレシピが雑誌か何かに出ていたのを書き留めていて、その通りやっていただけです。


本家本元で食べたのはもう15年以上も前、豪華素材に驚いたものです。豪華といっても、伊勢海老が殻ごと入っているような嫌味なものではなくて、素材そのものを楽しめる美味しいカレーでした。


仕事用に作っておいた濃い目のスープストックが余っていましたので、休日の夕食に久しぶりに作りました。


レシピを簡単に、正確かどうかはなはだ疑問ですが、不味かぁありません。


玉ねぎ・・・・・・・・・450g(スライス)
生姜、ニンニク・・・・各15g(ミジン切)
上澄みバター・・・・150cc


すりニンジン・・・・・120g(小1本)
すりりんご・・・・・・1個
カレー粉・・・・・・・・25g
薄力粉・・・・・・・・・120g


牛乳・・・・・・・・・・・250cc
ココナッツミルク・・・100cc
ホールトマト・・・・・800cc
スープストック・・・・2000cc
ブーケガルニ
塩・・・・・・・・・・・・20g
マンゴーチャツネ・・・50g


生姜ニンニクを香りが出るまで炒め、さらに玉ねぎ上澄みバターを加えて時間をかけて炒めます。およそ30-45分、玉ねぎがあめ色に仕上がったらニンジン、りんごを加えます。


全体に火が通ったら、カレー粉、小麦粉の順番に投入し、香りが出て小麦粉の粉臭さがなくなるまで炒めます。さらに牛乳、ココナッツミルクを加えます。


ここにホールトマトを入れてトマトを杓文字でつぶすように沸騰させます。次にスープストックをに徐々に加えてのばします。ブーケガルニ加えて最低一時間コトコト弱火で煮ます。最後に塩を加え味を調えルーの出来上がり。


海老、ホタテ、烏賊、ムール貝などの海の幸をフライパンで炒めて、白ワインを加え少々煮詰めます。これをルーの中に入れて軽く煮まて完成です。


普通のご飯でもいいですが、サフラン・ライスに干し葡萄を散らしたものなどの相性は抜群です。


洋食系の方がご覧になったら「ここも違う」「あそこも変だ」・・・・と言われそうですが、この分野には素人の私の真似事レシピです。ご容赦を。