飲みに行く


「遊ぶ」=「飲みに行く」


という感覚は根強くあるようなのですが、今のような仕事をしていると、誘われない限りほとんど「飲みに」出かけることはありません。


仕事が終わるのが11:00〜12:00、朝も6:30には仕入れのために起きますので、5時間の睡眠を確保するためは出かけている間は余りありません。


ましてや「おねーさん」のいる場所に、「おねーさん」目当てでいそいそ出かけるなど信じられない・・・・と思っていました。お付き合いでその手の飲み屋さんへ出かけても、職業柄かかえって話題を見つけようと気ばかり使っている自分が馬鹿みたいに見えます。


どこが楽しんだろう、と思っていたそういうお遊びも、私ン処へ見える「おねーさん」達を見ていて考えが変わりました。


「おねーさん」は大概「同伴」という形で店に見えます。出勤前に一緒に食事をしてそのまま店に入る・・・・というやつですね。


どうやら私ン処へ見える「同伴」の「おねーさん」は高級店の売れっ子の方が多いらしくて、美しさもさることながら、客足あしらいが見事なのです。


ただ、お話のお相手をするという単純なものではないのですね。個々の「おねーさん」によってキャラクターが上手に演じ分けらています。「恋人気分を」などという一元的なパターンは全くなくて、「女」を売りにするような方はほとんどいないように見えます。


媚びるわけでもなく、おだてるわけでもなく、騒ぐわけでもなく、それでいて雰囲気を作っているのです。彼女たちの努力は外面だけでなくて内面にも及んでいます。一流の方というのはここでも違います。


爪の垢でも頂戴しなくてはいけません。


頂戴しに通ってみようか?「親方、たまにはお店に寄ってくださいね」なんておっしゃいますから。


なんて冗談。私には睡眠時間のほうが大事です。