貝 貝 貝


水温むころ、貝が美味しくなります。


前菜には金沢の白ばい貝を蒸した海胆で和えた海胆和え、今日は白ばい貝の変わりにサザエになります。


浅利(あさり)と分葱(わけぎ)の沼田(ぬた)。


お椀には蛤(はまぐり)の真蒸・・・・のつもりだったのですが、今日は岡山の平貝がよかったので平貝の真蒸。


お値段にもよるのですが、貝の酢の物には、赤貝、本ミル貝、青柳、鳥貝(は、まだちょっと早いですが)


貝 貝 貝です。


白ばい貝、サザエ、浅利、蛤、平貝、赤貝 本ミル貝、青柳、鳥貝・・・・・現場では時期の微妙な変化と貝そのものの良し悪しによって日々使う素材は変化していくのですが、概してこれらの貝はこれからが美味しい。


二ー三日で変わる素材の美味しさは、寒暖が刻々と変化しながら春に向かっていく季節の変化と一緒です。