蓄養鮪(チクヨウマグロ)

clementia2003-02-18

最近さまざまなメディアで紹介されているスペインの蓄養鮪(チクヨウマグロ)のカマの部分です。


カマだけでこれだけ大きなものですので全体では300kgを超えます。


スペインのとある湾に鮪が産卵にやってきます。それを網で囲って餌をやり、大きく育てるのだそうです。


つまり元は天然の本鮪なわけで、すべてを人工的にする養殖とは違うと言うことで「蓄養」と呼びます。日本では養殖も実験段階で成功したようですが、まだまだ生産レベルには達していません。


世界の鮪のほとんどは日本で消費されるというくらい鮪好きの日本人ですが、いわゆる本鮪というのは獲れる量が少なくてますます希少な魚になっていまから、必然的に生産する方向進みます。


味は?


ちょっと前に比べても脂のきめが細かくなってきて劇的に美味しくなりつつあるようです。極上の本鮪と比べずに、何も言わずに出されたら区別はつかない・・・・のだそうです。


使ったことはないのでわからないのですが。


幸いおすし屋さんと違って、鮪に頼らなくても商売ができますので、この蓄養鮪も見るだけ、話の種です。