やっぱり不況


家族の用事で東京へ日帰りしてきました。


普段なら「さて、お昼はどの店に行こうか」と一週間ほどまえからあれやこれや悩むのが楽しみの一つなのですが、今回は何時に身体が空くのかわからないという日程です。


方面的には上野毛の「あら輝」さんへ伺えるかもとも期待したのですが結局無理。


麻布六本木方面へでて、そこそこと言う情報を得ていたイタリアン・レストランへ入りました。


店内に入ると、それなりにメディアでも紹介されていて注目株と言われる店でもガラガラ。私達だけです。以前に力のあるフレンチへ伺ったときも私達だけでしたし、かなり著名なイタリアン・レストランでもお客様はチラホラ程度でした。


昼も夜も満席、予約が難しい店というのはやっぱりほんの一握りなのですね。不況の嵐は飲食業界でもごたぶんに漏れずかなり厳しく吹いて言います。


飲食系メディアの東京偏重ぶりに「東京はいくらでもメディアが取り上げられていいな」などとやっかみ半分だったのですが、だからと言ってお客様に恵まれるかと言うとそういうものではないのですね。


食後、おのぼりさんよろしく覗いてみた丸ビルは、月曜日だと言うのに溢れるよな人盛り。飲食店のランアップにもセグメントのしかたにも感心しながら眺めたのですが、すべて支店、どこまでこういう形態のビルの中で自己主張ができるかは別問題でしょう、きっと。あまり予約したいとは思わなかったりします。