当日キャンセル


昨日はなんと当日キャンセルの客様が二組。


もともと、ほとんどのお客様が前日までの予約でおいでくださいますので、いきなり出かけても席が取れないと、当日フリーのお客様がどんどん入ったりすることはそうありません。


というわけで、キャンセルされたお客様の食材は、そのお客様のためにと仕入れていますのですべてパー。翌日に回せるものがあっても鮮度が命の刺身類はどうしようもありません。


お客様の側もほとんどの場合はやむにやまれぬ急用のためのキャンセルですので、私から「どうしてくれるんだ」と詰め寄るなどもっての他で、「左様ですか、是非またお近いうちにお時間を見つけておいでください」としか言いようがありません。お得意さまであれば尚のことです。


お得意様の「ごめーーーん」の電話で腹が立つことなどほとんどありません。(くれぐれも誤解のなきよう)


ホテルや大きな料理店などでは当たり前にキャンセル料を取るのだそうですが、知っている小さな料理店(客単価が高い)でもキャンセル料を取っていると聞きました。


「”キャンセル料をいただきます”っていうと何とか人数そろえて来てくれるもんですよ」とご主人はおっしゃるのですが、お得意様の声を聞くと私にはとても言えません。


もうじき忘年会シーズン、この時期困るのは、かなり早めに週末の絶好の日を確保しておいて、間近になってのキャンセル。たぶん、いくつかの店を抑えておいて直前に選択するのでしょうが、私ン処など、直前にいい日が空いているはずはない・・・・と金曜日がぽっかり暇だったりすることがあります。


今年も、金曜日はすでに大口が・・・・・大丈夫だろうか。


再々確認の電話を入れなくてはね。