clementia2002-11-05



志太泉酒造(藤枝)が造る最上級「泉」が入ってきました。


全国区で知られるにはまだまだ程遠いお酒ですが、味的にはいつ注目を浴びてもおかしくない逸品です。


初めて造られたのが、一昨年だったかくらいですし、生産量も数百本に止まるほどですから、知られなくて当たり前ではあるのですが、同じ蔵の大吟醸「高橋貞實」とともに可能な限り入手したいお酒の一つです。


今年もおそらく手に入っても4―5本。それでもこの地区では買占め状態のはずです。本数が少ないがゆえにラベルも手書き。


今年は昨年と違って「生」での出荷。大吟醸純米大吟醸斗瓶取りをフレンドするという新しい試みです。


飲むと口全体に広がる原酒と生酒のインパクト、長い余韻、華やかさに溢れたお酒です。


平成9年から蔵に入った南部杜氏 高橋貞實さんの力がいかんなく発揮され始め、これからがもっと楽しみな蔵です。