リチャード・ハリス〜山本夏彦〜同級生
映画俳優リチャード・ハリスが亡くなりました。
映画を熱心に見始めた頃見た、「オルカ」(シャーロット・ランプリングが綺麗だった)「カサンドラ・クロッシング」(ソフィア・ローレンがクラクラするほど素敵だった)「ロビンとマリアン」(オードリー・ヘップバーンが老いても美しかった)、後年の「許されざる者」、最近の「グラディエーター」、主役でも脇役でも記憶に残る役を演じられる俳優でした。
山本夏彦さんも亡くなりました。
彼の著作のおかげで、戦後教育で植え付けられた、戦争を起した時代の日本をすべて否定する考え方や、イデオロギーの呪縛から放たれた気がします。
自由の国日本の教育からでさえ、こんな頭の固い人間を解きほぐすのに時間がかかったのに、北朝鮮に24年間住まなくてはならなかった拉致被害者の皆さんが、どのような考え方をしたら生きていけたのか、思うにあまりあります。
昨日のお客様の中に高校時代の同級生がいました。
「おぼえていらっしゃいますか?同じクラスにはなったことはありませんでしたが」
「えっ?えーーーと、あのーーー、お名前は?」
「旧姓○○です」
「あーーー!」
一学年400人中女子学生は70名ほどでしたから、名前を聞けば、美人を思い出さないわけはありません。しかし、30年ぶりでは女性は面代わりしていて全くわかりませんでした。彼女は庭先で水打ちをしていた私を見てすぐわかったとか。歳相応の責任のある顔つきになっていない、成長していないてことね。