林和一さん


林和一さんの個展が、近所のアートギャラリー「アートノルネ」さんで開かれています。


何度もこのサイトでは紹介していますが、版画家にして陶芸家、私が最も信頼する大好きな作家さんです。


大きなものは小萩の間の襖絵。四季にわたる版画、器は100枚以上製作していただいているでしょうか。


何よりもその飾らない人柄が素敵です。


昨日仕事の合間にお伺いしていました。


今回は織部や黄瀬戸の類よりも、染付けと呉須ものが中心で、林さんの豪胆でユーモア溢れる絵心が楽しめる器がたくさん楽しめます。さらにいつも心を奪われる版画の変わりに水墨画ばかりを集めていて、アトリエでは何枚か拝見した水墨が額装、表装されて新境地を開かれています。


来場者で忙しい中、ずっと疑問だった染付けと呉須の製作過程の違いを教えていただいたり、版画と水墨画の心入れの違いをアーティストらしいお話できいたり楽しい時間を過ごしました。


期間中は林さんご本人にも会える時間があると思います。きっと気軽にお話をしてくださいます。


私のこの秋一押しの個展です。