無駄な努力か?


昨日、仕事が少し早めに終わったので、23:00頃山の中まで先日お話した水を汲みにいってきました。


遅い時間なので車は全くスムースに進んだのですが、到着すると深夜にもかかわらず、すでに水汲みの人が・・・・


凄いのね、水のご威光って。


先日自宅の冷蔵庫に「六甲の美味しい水」のペットボトル入りの冷水が入っていて飲んだのです。


飲み終わってから、大事な人に「これ、この前汲んできた水?六甲の水?」と聞くと


「それ普通の水道水よ」と


「・・・・・」


全く、これだから水ってやなんです。なんか訳わかんない。(私の舌がバカなだけか?水道水がそこそこ美味しいのか?)


汲んできた水は、客様のお茶と飯炊きに使っているのですが、水汲みは無駄な努力なのか、有意義な積み重ねんなのか。少なくともそういう意味があるのかないのかまだ分からない取り組みを自慢する店にはなりたくない・・・・というの大事。


水に比べて塩のほうがまだ分かりやすい気がします。特に塩をそのまま感じやすいお椀や塩焼きなど。


で、
昨日NHK「食彩」に「巨匠塩の極意」と題して和幸の高橋さんが御主演なさっていました。


この「食彩」に出演するフレンチやイタリアンのシェフたちの献立はイマジネーションに富んだユニークなものばかりで、いつも感心させられるのですが、今回の高橋さんはいつものようにあくまでストレートアヘッド、直球勝負です。


キスの細つくり、あいなめの潮汁、鯵の塩焼き・・・・芸がないといえば芸がない献立なのですが、食材そのものが素晴らしいので試食している芸能人たちの舌には訴えるものがあるに違いありません。


確かに「塩」の味はわかる料理でした。しかし、この番組にあの料理でいいのだろうか?


水とか塩とか・・・・・難しい。