器 器 器
器屋さんが来ました。
器を購入するのは、作家さんへの注文、お付き合いのあるギャラリー、東京や大阪、京都の器屋さん、定期的に訪れる3―4件の器屋からです。
今回の器屋はもう十数年のお付き合いで、一番買う率が高い・・・・つまりいい物を持っている器屋です。
佐賀 有田からやってくるのですが、私ン処で見せるのはいわゆる有田っぽい器ではなくて、有田近郊で作家活動をする作家さんのものです。
とくに安土桃山期から江戸初期にかけての器、志野、黄瀬戸、唐津、織部、朝鮮唐津、備前などの写し物を作家とともにプロデュースすることに長けています。
今回も開口一番「青井戸が成功したんですよ!」と興奮した口調でやってきました。
この数年の勉強ぶりはとても素晴らしくて、東京、京都、大阪の名店ともお付き合いをし始めているようです。
写真のようにめぼしいものをずらっとカウンターに並べて時間をかけて選びます。一枚一枚が高価ですので、買ったとしても一種類二種類20枚程度ですが、作家のパワーを感じる器を眺めるだけで満ち足りた気分にさせてくれます。
今回は「白刷毛目四方皿」
納入までには少し時間がかかると思います。使い始めるのは秋口からでしょうか。