ボケボケ〜居心地のよさ
腰と膝の治療と、酒の仕入れのための東京とんぼ返りをしてきました。
家族に「名前は覚えてないんだけど、TVで見た銀座松坂屋にあるパリのパン屋が美味しそうだったから買ってきて」と言われ、デパートへ立ち寄りました。
地下を探すと、ほんの一列のショーケースしか置いてないのに長い行列ができているパン屋さんがあります。聞いたように”PARIS”と書いてあります。
「おう、ここ、ここ」と並んで「あれと、これと、これと」と選んで購入しました。
お勘定の段になって「お客様、松屋のカードはお持ちですか?」
「へ?」と思いつつも慌てて勘定を済ませました。
田舎モンはこれだから困ります。
松坂屋も松屋もはじめて入るわけではないのですが、ぼんやりしていたのですかねぇ。
まっ、美味しかったからいいんですが、家族からはあきれられました。当然。
夕食に存じ上げてる焼き鳥屋さんへ。
伺うのは初めてでした。
郊外にあって、その街道沿いには「焼き鳥」と掲げる看板が何店舗もあります。しかし入ってみると席を予約しておいて正解、大繁盛です。
メニューが豊富で、値段が飛びきりやすくて、美味しくて(特に塩がよほど選んであるのか美味い)何よりご主人の人柄がそのまま店に現れた居心地のよい雰囲気が魅力でした。
こういう地に足がついて、地元に根ざした焼き鳥屋さんは素敵です。
最近流行のこ洒落た居酒屋さんのこねくり回したメニューより、ストレート・アヘッドで一皿一皿が間違いなく美味しいです。こういう店が愛され生き残っていくんでしょうね。
言い忘れましたが、こちらのお店の焼酎の品揃えは特筆モノです。お客様は気づいていないようですが。
もう私ン処では焼酎の自慢をするのはヤメにします。