土鍋

お世話になっているギャラリーで中村文夫さんという信楽の作家さんの個展をやっています。


土鍋などを中心に耐熱の器の数々が展示されていて、数点をいただいてきました。


オーブンや蒸し器、直火に対応できる器というのは造形的な美しさだけでなく、機能的な要素というのがとても重要です。


美しいからといっても火にかけたらすぐにひびが入ったというのでは困ります。実は土鍋と言うのは保温性のよいものほど壊れやすいという欠点があります。


これまで使っていた福森雅武さんの土鍋など、美しさという点でも熱の持久力という点でも申し分なかったのですが、いかにも弱い。これまでにも数個割れてしまいました。お安くないお値段ですので辛い。


今回いただいた中村さんの器は強度の点でも問題なさそうです。うまくいけば、一人用の鍋、宝楽鍋など大きさ、型などのわがままをいうことが出来るようになれば料理の幅も広がるようになるかもしれません。


今日はこの土鍋でさっそくネギマでもしてみようかと思っています。