がらるっど〜たまがっど


樫樽長期熟成「がらるっど」は芋焼酎
樫樽長期熟成「たまがっど」は麦焼酎


私ン処の芋・麦焼酎の二枚看板です。


この二つの焼酎を造る国分酒造の部長さん(といってもすごく若い)が寄って下さり、焼酎の熟成のこと、ブームのこと、製造法のことなどお話をお伺いできました。


近年の焼酎ブームといっても、ブームはやっぱり東京圏でのお話のようで、鹿児島で焼酎バーなどやっても誰もお客さんなどこないのだとか。焼酎ブームの地域による落差はかなりのもののなのですね。


それでもブーム如何にかかわらず、じかにお話をお伺いして感じるのは、焼酎の品質の向上と蔵の意欲です。この志がある限り焼酎のさらなるおいしさは保証されそうです。


「がらるっど」「たまがっど」の二つは、新しい試みとして発売されると同時に、鹿児島のお付き合いのある酒屋さんから送っていただいているのですが、今回お話をして知ったのはその生産量の少なさです。


年間わずか3000本。あの稀少と騒がれる森伊蔵でさえ10万本なのですから推して知るべしです。しかも扱える酒屋さんは全国で三軒だけ。


分けてくださる酒屋さんというのが、これ見よがしにもったいぶって出すようなかたでないものですから、有難さを全く認識していませんでした。


各種の日本酒やワインと同じようにもっと拝むようにして使わせていただかなくては。知らずにすごいものを当たり前のように並べていました。