私だけ?
昨日、彫刻家の友人の三人展へ行ってきました。
三人の個性がうまいこと調和したいい三人展だったのですが、ギャラリーのBGMに感じのいいジャズが流れていました。
ギャラリーの雰囲気とあまりにマッチしているので、
「いい音ですねぇ・・・・誰だろ?」
「あっ、有線です」
気の利いた音楽は、すべからく皆ご主人のセンスで選ばれる・・・・などと思っているのは私だけ??
最近では店で流れる音楽も有線がほとんどです。
インテリアを選ぶように音楽も選んであげると、ご主人の趣味がより明確に見えてきて楽しいのに・・・と自分勝手に考えていても、そんな風に音楽に入れ込んでいるのはごく一部の人間だけなのかも知れません。
因みに、「弁いち」ではBGMはなしです。
新内とか長唄とか、考えないでもなかったのですが、お客様のざわめきが一番のBGMではないかと思ってです。
CD屋さんでは当然のように音楽が流れています。
昔、まだLPの時代。いきつけのレコード屋さんであれこれ選んでいると、かかっている音楽がどうも変です。
「カウンターの女性にこれ回転数違ってません?」と聞くと
「あっ!違ってました」
ウェザー・リポートの新作で(ジャズです。ちょっと難しめの)、店の中には10数人の客と店員がいたのに誰も気がつきませんでした。
言ってみれば、モダンアートを上下間違えて展示するようなものかもしれませんが、それにしてもすごい間違い方ですよね。