親爺たちの悦楽


日曜日、朝のウオーキングでいつもの公園を通り抜けると、そこには軽く50台は越えるであろうというほどの数のでかいバイクが並んでいました。


バイクの知識は全くありませんので見分けることは出来ないのですが、「HONDA GOLD WING」と見えます。多分1500cc以上の巨大排気量のバイクなのだと思います。


傍にたむろしているのはほとんどが50代 60代年配のおじさんばかりです。


ナンバープレートも「滋賀」「神戸」「岡山」「広島」「三重」「大阪」・・・・と遠くから。


こういうでかいバイクが何十台も並んでいるのは壮観です。趣味、ではなくて道楽の域にある大人達のお遊びなのでしょう。


マスメディアでは「オヤジ」と呼ばれ、若者から疎外されているかのように取り上げられるこの世代こそ、資金的にも人間のゆとりから見ても人生の楽しみを満喫できる人たちなのかもしれません。


20年以上前、アメリカ カリフォルニアのヨセミテ国立公園で巨大なハーレーを乗り連ねるおじさんおばさん達の一行に出会ったことがあります。揃いの黒い皮ジャンにジーンズ姿は「不良中年」そのもので、当時の日本の事を考えると「アメリカは違うもんやなぁー」と驚いたものですが、日本もすでにそういう時代がきていたのですね。


カッコイイね、親爺たち。