まもなく東京駅


休みに日帰りで東京へ出かけてきました。


新幹線がまもなく東京駅に到着と言う頃、ホームに進入する前から乗客達は立ちあがり、出口に向かって並び始めます。


電車が停車した時にまだ椅子に座っていたのは、なんと私だけなのです。


普段は気にもしていなかったのですが、終点なのですから電車が止まる前に並ばなくても、そこで停車後にゆっくり降りたとしても3分とは違わないのでしょう。そんなにせかせかしなくてもいいはずです。


何を隠そう私も当たり前のようにせかせか組の一人だったので、ハタと気が付いたときはぞっとしました。そんなに急いでどうするんでしょう。


なぜたまたまゆっくり座っていたかと言うと、実は腰が痛くてゆっくりでないと立ちあがれなかっただけの事でした。


この一年くらい快調だった持病の腰痛が2-3日前に急に悪化して、真っ直ぐ立つ事さえ辛くなってしまい、最後の望のツナである中国整体の先生のところへ駆込むための東京行きだったのです。


顔がゆがむほど痛い整体治療のおかげで、帰りはすっかりせかせかと浜松駅停車前に出口へと向かった私でありました。