ワインセラー
ワインの在庫確認をするために休みの日にセラーを整理しました。
セラーの中にいる事三時間。
思いのほか時間がかかってしまいました。
昨年夏過ぎから春にかけて再び買いこみすぎたせいです。
小さな小さな店、しかも和食屋にはあまりにも分不相応な内容。出来あがったリストを眺めるとある意味ぞっとします。
個人的な好みがもろに在庫には反映していて、ボルドーは各地区の好きなシャトーををケースで揃えてあるのに対して、ブルゴーニュは手に入りにくいせいもあるのですが、あのドメーニュのこの畑を二本、こっちの畑を三本というようにあれも飲みたいこれも試したいと浮気心いっぱいの品揃えです。自分で飲むわけじゃないのに。。。。。
店で売らなければ財政の火の車状態は変らないのに、在庫調べの三時間は気が付くとコレクションを眺めるみたいに楽しい時間になっていました。
夕食に熟成の具合を見てみようとヴォーヌ・ロマネ レボーモン1996(アラン・ユドロ・ノエラ)を開けました。
ストックの中の1996年ブルゴーニュ プルミエ クリュを試すのは初めてです。
ワイン会などで開く同じクラスのものは半年前ではまだかなり堅さを感じていたからです。
が、
開けたと同じに香るベリーの熟した香り、シルキーなタンニン。
もう十分お客様に飲んでいただける状態になっていました。
理想的には、今ある1970年代後半から1998年までのワインを引退までに使いきって、「引退の時にはこれかな」と楽しみにしている一本を最後に残す・・・・・
めでたし、めでたし。
って絶対に無理でしょうが。