主導権はどちらに


昨日お見えになたお客様、カップルが二組含まれていました。


一組は結婚一ヶ月、一組は結婚間近。


一番良い時です。


が、飲むほどに話題は現実的に。


男性二人とも、年齢にしては高い収入を得られている方ですが、話題は財布をどちらが握るか。ご主人の小遣いはどのくらいになるのか。


既に結婚されたカップルは奥様が財布を握られたようで、給料の何%を小遣いにするかでにこやかながら1%2%の攻防を繰り返されていました。%で小遣いを決めると言うのは賢いやり方です。いつまでたっても○万円ではないわけですから。


一方、それを聞いていた結婚間近のカップルは、まだ財布のヒモをどちらが握るのか決まっていらっしゃらないようで、他の既婚者の皆さんのお話を聞きながらやはり攻防を重ねてお出ででした。


穏やかに話されながらも、形勢は明らかに未来の奥様に有利に進んでいきます。


二組ともまだ熱々カップルですから、攻防といってもかわいらしいやり取りですが、カップルの歴史的にはかなり重要な一瞬であります。


「ああ、あの時・・・」と悔やむのは大概男性のほうですが、国家でも、会社でも一緒、お金を預かる物がずっと主導権を握るのです。


こうして奥様に首根っこを押さえられた幸せな家族が誕生していきます・・・・・。