アルノー・アント


1997年 1998年の白ワインはほとんど買っていません。


ヴァレットのマコン、プイイ・フュッセとアルノー・アントのムルソー、若干のベルジェだけです。


日曜にお出でいただいた若いご夫婦が「気のきいた白ワイン」というご注文でしたので、アルノー・アントのムルソー1997年を飲んでいただきました。


完璧に開くのにちょっと時間がかかりますが、ご予算にもお好みにもピッタリと判断し、幸いとても喜んでいただきました。


このドメーニュ(作り手)への思い入れもお話したのですが、たまたま今日買ってきた「ワイナート」(ワイン専門誌)に取り上げられていました。


たぶん、日本のメディアに紹介されるのは初めてだと思います。


しかも、ムルソー村のコシュ・デリ、コント・ラフォンという別格の二人についで三番目に「次代の担い手」としての扱いです。


おかげで、今まで知らなかったアントの素顔と経歴も知ることができました。


初めて日本に入ってきた昨年、その素晴らしさに「ベルジェの再来」と持ち上げたのは間違いではなかったようです。


素人に毛が生えた程度の私の舌も結構捨てたもんじゃないな、とちょっと自己満足。