急須さがし


今使ってる村木律夫さん作の白土急須はとても気に入っているのですが、五個のうち三個までが少しいたんできています。


もう一度、すこし硬めに焼いていただこうか、新しく探そうか・・・・と出入りの器屋に聞いたり、気をつけて目を配ったりしていましたが、昨日は他の器も見るつもりで、気になっていた静岡の器屋さんに伺って来ました。


2つ3つはそれなりのものがありましたが、大きさ、焼き、湯のみとのバランスなどを考えるとすぐに手を伸ばすものではありませんでした。


他に十草、有平、麦藁手の探していた柄のご飯茶碗も有ったのですが、これも姿は似ていてもイメージ通りピッタリではありません。


お目当てを探して見つけるのは、器の場合至難の技です。


ふとしたことで、向こうから目に飛び込んでくるほうが、間違いなく良いものに出会う可能性があります。


普段からアンテナを高くしていれば、きっとそのうち見つかります。


服でも同じ。


紺ブレザーとか、チャコールグレーのスーツとか、定番のいつでもありそうな方のものほど、お気に入りを探そうと思うと大変です。


2〜3シーズン探してやっと見つけた、くらいが喜びが大きくていいようです。


静岡往復は残念ながら無駄足。東京か京都まで足を伸ばしておけばよかった。