オリンピック)
NHKの「シドニーへの挑戦」というプログラムを録画して見ました。
特に昨夜の女子マラソンが面白かった。
高橋尚子 山口衛里 市橋有里のシドニーへ向けての調整と、ケニアのロルーペとの比較がとてもわかりやすく、素人にも三人の本番でのレースが楽しめる予感が感じられます。
やっぱり、高橋がすべての面で一歩抜け出ているのかな?
それでも、ロルーペが本来の力を出してきたら問題にならないのか?
山口は昨年の東京国際の奇跡再現できるのか?あれはあくまで奇跡なのか?
市橋の駆け引きはロルーペ、高橋相手に通用するのか?
日本女子のメダルの可能性だけをひたすら連呼する、民放の安上がりな企画とはひと味も二味も違っていてシドニーの本番が楽しみになります。
以前にも日記に書きましたが、日本人選手がメダルをいくつ取るかだけでオリンピックを見るのは淋しすぎます。
世界になんとか通用する程度で、メダルの可能性があるようにかき立てる企画、はいい加減にやめて欲しいものです。
水泳が果たしてメダルをたくさん取れるのか?
室伏がメダルレベルなのか?
サッカーがブラジルに通用するのか?
5%くらいの可能性でメダルメダルと騒ぐよりは、世界中のトップアスリートの緊張感溢れる姿をワクワクして見るほうが楽しみです。
日本人がメダルを取るのは嬉しいけれど、長野五輪のジャンプやスピードスケートように、連日涙涙を基調にした盛り上げ話をする間があったら、まさに骨身を削って世界のトップであろうとするアスリート達の競技を沢山見てみたい。
「時間よ止まれ。君は美しい」
なんて言葉は、聞いたこともない連中がオリンピック番組つくってんだろうな・・・・たくさん。