自衛隊)

憲法9条について云々したり、自衛隊についてどうこうお話することはこの日記の趣旨ではありません。


が、
防災訓練で石原東京都知事が、陸海空自衛隊をタップリ使って得々としているのを見ると、鼻白むだけでなく寒気のようなものを感じます。


昔チャンバラや戦争ゴッコをやっていたとき、金持ちの我が儘で自我の強い坊ちゃんが、一人だけ見たこともない最新の機関銃のプラモを、みんなに見せびらかしながらお山の大将になりたがる、みたいな・・・・


ホントに、自分の力を誇示するためのおもちゃ持ってしまったのではないでしょうか。


見せびらかすためだけのおもちゃならいいのですが、自衛隊は強い自分をアピールするための道具ではありません。


押しの強い政治家の既成事実の積み重ねは、一都政のことでもしっかり見ていないと、「ああいうのがかっこいい」なんて若者が出てこないとも限らない。


自衛隊体験入隊で、駆逐艦の機関砲を打つのを、すぐそばで見せてもらったことがある先輩が、「あまりの迫力に、恐いモンなんかないって気分になるんだよなぁ。やくざ映画を見た後の心持ちなんて比じゃないぞ」と語ってくれました。


こわ!