さらにワイン


Ch.ムートン ロートシルト ’82   ¥70000
エシェゾー’88(D.ロマネコンティ)  ¥60000
ビアンヌヴィーヌ バタール モンラッシェ’88(D.ルフレーブ)  ¥45000
クリュッグ’89  ¥35000


「ホームページのワインリストに値段が書いてない」「恐そう」
という方のために書いてみました。


高ーーーーーいでしょ。


私ン処の今現在のリストで、一番値段の高いボルドーブルゴーニュ赤、白、シャンパンです。
(これから熟成を経てリストに載るべきものの中にはさらに恐いものも・・・)


これらの高ーーーーーいワインは「売れなきゃ自分で飲んじゃえ!!」というより「売らずに自分で飲みたい」「できれば売れないで欲しい」というワインです。


実際の価値をご存じの方はあまり高くないと思うかもしれません。いえ、価値をご存じの方は値段にも厳しいですから、議論百出かも・・・・


もちろんワインは¥4〜5000位のものから¥10000クラス¥20000クラスのものまで様々なものを用意してあるのですが、基本的には自分が「うまいっ!」って思うものだけです。


買う場合、選ぶ場合にはR・パーカー、タンザーの分厚い本をひっくり返して、そのワインの素性と評価を検討し、一般小売価格を綿密に調べ、ワイン屋さんと作り手、保管状況、相場について話、迷いに迷って決めます。


それでも、「あちゃーー」ということもあれば、「もっと買っておけばよかった」などなど反省することしきりなことばかりです。


しかも、2〜5年さらに10年後の熟成と、ワインリストを頭に思い浮かべながらの仕入れをしなくてはなりません。


私ンとことのワインが高いか安いか、値段なりの価値があるかないか。


TVの番組でやる¥1980のワインと¥100000のワインを飲み比べるようなスタンスで語るようなワインではないつもりです。


が、
あの問題、目の前に突きつけられたら当てる自信ないな。講釈いっぱい並べ立てて間違えるかも?


だって、
有名なワイン評論家に編集者がインタビューで
ボルドーワインとブルゴーニュワインを間違えるなんてことが、あなたでもあるのですか?」
と質問したところ、
「今日はまだない」
と答えたそうですから。


そんな魔境の扉を既に開けてしまっています。


ね、だから「チリは安いから」とか「カリフォルニアも結構いいから」のレベルのお話は私ン処ではなしです。


って、イカン、イカン、それじゃワインの通ばなしをするお客さまばかりになっちゃう!!


「うまい!!」が一番。それだけでいいです。