異物〜食中毒

雪印問題 芋虫 蜂 蛾などの混入 食中毒 O-157


この夏の異常な暑さを象徴するように、いままでは問題にならなかった大手食品メーカーへの苦情がニュースで躍っています。


どれもあってはならないことなのだけれど、気がゆるんでいると、いつどこであってもおかしくないことです。


私ン処でも仕出し料理をやっているだけに、5月から9月くらいの間はいくら気をつけても気をつけすぎということはありません。


お客さまが昼食用の弁当を11:30に注文しても、会議が長引く。会社の担当者はお客さまを待たせてはいけないと早め早めの時間に注文し、有り難いことに遠い場所からでも注文をいただく。


結局、店を車で出発するのが11:00。召し上がるのは13:00過ぎ。なんてなれば、作ってから2時間以上たってしまいます。


仕上げてから30分以内に召し上がることを想定して作ったお弁当を、2時間以上後食べるのはつらいです。


お座敷の料理でも、虫などが入ることは考えられないとしても、髪の毛が知らぬ間に落ちてしまう等と言うことは絶対あり得ないとは言えません。


帽子をしっかりかぶり、身ぎれいな白衣をまとい、調理前にしっかり手洗い、消毒をしても毎日何百皿と作っていると、冷や汗が出るような経験がないではありません。


以前、高級な中華料理店で食事をしたとき、皿の下の方に芋虫が入っていたことがありました。


苦情を言えば、野菜を洗った若いモンが怒られるだろうと、そっと隠してしまったことがあります。


この夏の間、仕出し料理が店を出てから、2時間くらいの間にかかる電話を取るのはいつまでたってもハラハラします。