今年の夏休みⅡ

夏休みにのんびりするのに必須アイテムは本です。


いつもなら、何を読もうかと探すのも楽しみのうちなのですが、今回は読みかけの何冊が決まっていました。


もう半年近く前にKさんに勧められて購入してあった、小池真理子「欲望」


積んだままだった、吉田秀和「物には決まったよさはなく・・・・」


プラス椎名誠「ギョーザのような月がでた」、東海林さだお「なんたってジョージ君」


で、結局読み終えたのは「欲望」だけでした。


一字一句も読み飛ばすことができないほど、丹念に書かれた小説で、かみしめるようにページをめくっていくのが、時間を忘れたいような休日にはもってこいでありました。


いい本です。


休みの間はダイエット小休止、1.5kgまでのオーバーは仕方ない、と思いつつ、ウオーキングは欠かしてはいけません。


高原の朝の空気が、いいようもないほど気持ちいいので、自然に外へ足が向きます。


ホテルの近辺は乗馬でも有名なところです。朝霧の中をゆったりと馬に乗っている三人連れに出合いました。


その中の若い女性が「スミマセン。県営馬術競技場はどうやっていくんでしょう?」


ゆったり乗っていそうに見えて、道に迷っていたのでした。


馬で道を尋ねられたのは初めてです。