和一さんの酒器
休日を利用して林和一さんのアトリエに伺ってきました。
お世話になった方へ贈る器を探すためです。
和一さんの処の倉庫はガレージにスチールの棚を並べただけのもの。器と版木が雑然と積まれています。しかしファンにとってはお宝の山です。
贈り物の器もさることながら、先回の個展で気に入っていた酒器が置いてあるのを見つけて予定外の買い物をしてしまいました。(奥の2個は1年前に手に入れた物)
和一さんの酒器のすぐれているのは、染め付けの絵柄に愛嬌と奔放さがあること以上に、機能的にであることです。
一升瓶から注ぎやすく、盃にお酌したとき口の酒切れがいい。
単純なようでいて難しいことです。
これは和一さんの本人が酒を愛するが故です。今日も一つ一つ酒切れを実際に確かめながら包んでくれました。
これで少人数のお客さまの酒器にさらにバラエティーができました。
金子正宏さんの徳利とあわせてお客さまに楽しんでいただけます。
「林和一さんの片口はお高くて沢山は揃えられない」などと日記に書きながら結局5個・・・・
うーーーん大事に使わなくては。