バージンオイル


朝のパンにはバター、ではなくてエクストラバージンオイルに塩、が私の定番です。


エクストラ バージンオイルに塩を入れてつけて食べればば、食パンでもバゲットでも旨い!


バターやマーガリンは最近余り使わなくなりました。


程度の高いフレンチレストランで数年前、パン〜エクストラ バージンオイル〜塩で出していただいてからのことです。


バージンオイルはパスタに、ピッツアに、サラダに、ラタトゥイユに、ソテーにとともかく大活躍をしますので、プライベートでもケースでいただきます。


名古屋でイタリアンレストランを営む方が、個人で輸入しているものがこのところのお気に入り。


十五年以上前、イタリアンブームより前には、エクストラ バージンオイルといってたいしたものが手に入らなくて「有名なバージンオイルっていうのはこんなモンか」とがっかりしたものですが、今ではイタリアの地方色まで味わうことが出来ます。


確かに同じバージンオイルといっても、大ざっぱに北と南では味がずいぶん違うもので、凝り出せば肉料理と魚介料理で使い分けることも可能です。


亡くなられた宮本美智子さんの著作に登場する、イタリア トスカーナの大オリーブ畑を所有する貴族の邸宅では、オリーブ収穫時に正真正銘のコールドプレス 一番しぼりのエクストラ バージンオイルを一年分大きな素焼きの瓶に貯蔵しておくのだそうです。


これこそ最上級のエクストラ バージンオイル。


そのまま飲んじゃうほど旨いンだそうです。


飲んでみたい!


もひとつ。


胡瓜を1cmくらいの幅で切って、塩をふり、細かく刻んだフレッシュ バジル(乾燥でない生のバジル)を和えます。塩が馴染むまでしばらく冷蔵庫に入れて、好みでバージンオイルをかけて食します。


へたな胡瓜のぬか漬けや、紫蘇の大葉を刻んでかけるより私は好きです。


体がだんだんラテンになっていくような・・・・