ブランド
カウンター席にお見えになった若い女性が、さあお勘定、となってバックを取り出すと、ルイ ヴィトン、グッチ、プラダと見事に勢揃いしていました。やはり女性にはブランド信奉者が多いのでしょうか。
男性でもセカンドバックを持つような方にはルイ ヴィトン、カルティエ、ハンティング ワールドなどは人気のようです。
かくいう私もこれらのブランドを見ただけで取りあえずわかるというのは、少々は興味もあるわけでして、お金さえあれば持ってみてもいいなと思うわけです。
が、
「これブランド」と板前風情でもわかってしまうような、つまりブランドだけが見えてしまうような品物を持つのが恥ずかしくてなかなか手がでません。(お金がないだけなんですけど、実は)
欧米の、いわゆる有名ブランドの持つイメージは女性なら「エレガント」、男性なら「シック」というところだと思うのですが、ブランド名が突出して見えてしまった瞬間に「エレガント」も「シック」も遠いものになってしまいます。ファッションのトータルバランスがステキで、その中に知らないけどかっこいいバックがポイントになっている・・・くらいが理想的です。
バックはエルメス、指輪はカルティエ、服はシャネル、靴はプラダ。
男性なら服はキトン、靴はジョンロブ、シャツはルイジ ボレリ、・・・・が見え見えでは困りものです。かなり恥ずかしい。ましてやTVなどで見る上から下までシャネルなんていう女性はエレガントの対極にいる方です。
が、あるお客様がおっしゃっていまいした。
「ブランドなんてばかにしてたけど、もらったヴィトンの財布を使ったら今までの財布の3倍長持ちするんだよね。」
私もプレゼントされてみたい・・・
誕生日は3月31日です。