ホントにおいしいの?


TVで紹介される料理が参考になることは多くはありません。


それでも料理番組でタレントが食べて口にでる言葉は
「おいしい!」
「やわかーーい!」
「とろけそうーーー」
「まったりと・・・・」
(まったりってどういう味わいなんでしょう?)


が、
たまに「おお?ちょっとやってみようかな・・・」と思うことがあります。


先日某料理人がイチゴを黒糖焼酎と黒砂糖でコンポートにして・・・という料理を紹介していました。
黒糖焼酎と黒砂糖??
どんな味だろう??
うまいのかなあ???


即やってみると
そこで出演者全員が絶賛していたほど美味しくない。
ただの黒砂糖味のあっさりめのジャム・・・位の味
そんなもんか・・・
劇的に変化するわけありません。


もともとこの某料理人の仕事を信じてしまった私が馬鹿でした。


少し前までのTBS系「チュウボーですよ」にでてくる料理人達はいい仕事をする方が多くいました。同じ業界に長くいますから、和洋中を問わず料理人の仕事や厨房の様子を見ればおおよその店と料理人のレベルがわかりますし、使う素材と仕事ぶりで料理の単価や味わいもほぼ90%まで見えます。


いい企画だった料理の後は自分でも試します。


「この料理で店できるかもしれんな・・・」と勘違いするほどやっぱりおいしい。


一品で店ができるほど甘かあないんですが・・・


力のある料理人の仕事って凄みがあります。