手拭い 懐紙


20代半ばにお世話になっていた茶道の先生に、お年賀で懐紙をいただきました。


お稽古から離れてずいぶん立つので懐紙を持つことなど忘れていたのですが、仕事中にもポケットに潜ませておくとこれが大変便利です。離せなくなりました。


お客様の口に触れるものをお膳やテーブルに置くにも、懐紙をひいてから置けばきれいです。
テーブルのしずくなどをさっと拭くにもいいです。
ワインのコルクを抜くとき、そこそこの年数を経たものの口をきれいにするにも使えます。
ちょっとメモ用紙がいるときでも懐紙でOKです。
プライベートでも食事に行ってナプキンがでないような店ではナプキン代わりに便利です。
ぽち袋を持ち合わせないときにはご祝儀を包むのにも使えます。(一般的ではない??)


さらに便利なのが手拭い。私ン処では祖父の頃から定番、藍色 こぼれ松葉の手拭いを使っているのですが、
ワインやお酒をサーブするときフレンチで使うナプキンのように使えいます。
布巾代わりにもできます。
仕事中には頭にかぶってバンダナ代わりになります。
ハンカチのようにも使えます。
よく洗ってパンパンとはたいて干せば、タオルの何倍も早く乾きます。
簡単な風呂敷にもなります。(?)
怪我をしたら、ビッと裂いて包帯代わりになります。(??)
骨を折ったら腕をつるのにいつでも使えます。(???)
顔を隠したいときには頬被りとして便利です。(????)


手拭い 懐紙ともにこんな使い勝手がいいのにずいぶん廃れてしまっています。昔からの便利な物をもう一度見直してもいいかもしれません。


私、両方ともいつも持っています。


ご祝儀をばらまくことも、頬被りで逃げることもあまりないけど。