男のおもちゃⅡ


昨日の続き


車をカッコイイと思い始めてしまうと
あれもいい、これもいい
つい浮気心が働いてしまいます。
かといって
すぐ買えるわけでは全くないのです。
いいな いいなと思うだけならタダですから


実のところ昨日の「モーガン」よりも、もうほんの少しだけ現実に近い車があります。
アルファ ロメオ
イタリアの車です。
なんだ、イギリスじゃなかったの?好きなのは
といわれれば
スミマセン カッコだけの男ですから
としか言いようがありません


もう20年以上前「ボビー デアフィールド」というF1レーサーの映画がありました。
主演はアル パチーノ、 マルト ケラー(マラソンマンにでていたスイス人女優)
監督シドニー ポラック(だったかな?)
ストーリーは恋愛映画だったいう記憶以外全くありません。
映画の中でF1レーサーであるアル パチーノが普段乗りにしていたのが
アルファ ロメオでした。


その当時は車に興味もありませんし
ましてやヨーロッパ車に乗ることができる時代が来るなんて思ってもいませんでした。
F1レーサーはこんなに乗っているのか・・・
小さくて、なんてことない車なのに品があるなぁ
という思いだけがずーーーと頭の中にありました。



外国車を頻繁に街で見かけるようになったころ
アルファ ロメオSZが目の前のカーブを曲がるとことに居合わせました。
フォンフォン フォーーーン
普通ならそんなにふかしてバッカみたいと思うのですが
その音にグッときてしまいました。
アルファを見るたびに、あの音をもっと聞いてみたくなるのです。
さらにあのイタリアンレッドのボディーカラーにも惚れてしまいました。


車好きに言わせれば
アルファは過去の栄光を背負ったの車なのだそうです。
今はたいしたことないってこと?
かっこいいんだからいいじゃないですか。
故障ばかりで手元にあるより、工場にいる方が多いとか
作りがいい加減だとか
ハンドルがヘニャヘニャだとか
乗っていてギシギシ言うとか
あらゆる否定的な言葉を聞いても
あのエンジン音 スタイル 突き抜けるような赤いボディーカラーにクラクラしています。
これはワインと同じく性悪女に捕まったようなものかもしれません。


気が多いってだけのこと?
ですね。


ちなみに本物の性悪女には捕まったことありません。
だれか捕まえてみて。