石田屋


やっと入ってきました。
黒龍「石田屋」「二左衛門」


純米大吟醸5年冷温熟成 斗瓶囲い 中取り
兵庫山田錦 蔵付き酵母
小さな蔵がまじめにまじめに手間をかけ
パッケージングも塗りの木箱に鎮座ましまして(蔵元自身のデザインとか)
味の点ではもちろん、見栄えもする銘酒中の銘酒です。


個人的にはコートドールあたりに持っていて、
コルトンシャルルマーニュクラスと並べて飲んでみたいと思わせる味わいです。


初めて手に入ったときは両方とも2本だけ
一年に2本ですから、本当にごく一部のお得意さまだけのお酒でした。
石田屋の方は4合瓶ですので
年一回の「料理と酒の会」で使ってしまいました。
その時も手練れの飲み手が集まり、極上のお酒ばかりを用意したのですが
話題は最後まで「石田屋」に集中してしまいました。
菊姫「黒吟」クラスの銘酒を押しのけたインパクトには驚いたものです。


お客様にうかがった話ではこの「石田屋」
赤坂で1本6万円(8万だったかも?)で売られていたとか
お酒は値段ではありませんが、ご存じない方にお話しするにはわかりやすい逸話です。


今年は二左衛門が年間通して提供できました。
今回の入荷で石田屋もなんとかなりそうです。


両方とも高いお値段のお酒ですが、
一般ではめったに手に入らないお酒。
瓶を抱えてたくさん飲むよりは、少量を慈しむように飲むことで
感激はさらに大きくなります。
一年に一回、ほんの一口の贅沢、
いかがですか?
私ン処で