エリザベス


映画「エリザベス」を見てきました。


チケット売場で
「ここよ ここよ」と集まっているおばさま数人
普段映画館に通うとはとても思えない方々とお見受けします。
集まっているだけで押し倒されてしまいそうなパワーを感じさせる一団です。
慌ててチケットを買い、中へ


すぐあとから入ってきたその一団は
予告編の間もズーートべちゃべちゃしゃべり続けています。
「うるさい!」って注意するほどの勇気もなく
程なく映画が始まりました。


本編が始まってしまえばさすがにおしゃべりも止み、静かになりましたが
あの映画の内容を考えると
何人かは居眠りして静かだったのかも?
(寝不足の私も途中ウトウトしてました。)


衣装もセットも撮影もすぐれた、良くできている映画なのですが
エンターテイメントとしての面白味に欠ける脚本
ありがちなアカデミー好みの文芸(?)映画なのかも知れません。
「恋に落ちたシェークスピア」が同じイギリスを舞台にしているのに
賛否はあるにしろ抜群におもしろい脚本をベースにしているのと好対照です。
ジェフリー ラッシュ、ジョセフ ファインズの二人が大きな役柄で
二つの映画に出演しているのもおもしろい。


で、
映画終了とともに再びあの一団はべちゃべちゃ
最後のクレジットには一瞥もせず
さらに声高でべちゃべちゃしながらしながら出ていきました。
「エリザベス」も「マディソン郡の橋」みたいな人気を得る映画なんでしょうか??


映画を5〜6人で見に来る人ってあまり見たことありません。


と思ったのですが、


ずーーーと昔、同じ映画館でやっていた「日活ロマン◯◯◯」を
高校生だった私も悪友数人でコソコソ見たことありました。
デヘッ