化ける?化けない?


ジャン クロード ダグノーのプイイ フュメ’96の試飲
フュメとしてはかなりいい出来、という印象
ただ開けたばかりのときの堅さが、スモーキーなフュメの特性を少々殺しているかも?
30分後に飲むとバッチリ。
うまーーい。
1〜2年の熟成で私の好きなタイプのフュメになるのかな?


以前に使っていたクロード シャトラン プイイ フュメ’92
みたいになってくれるとわかれば買い。
ワインの将来の姿を思い浮かべるのってほんと難しい。
源氏が紫の上を見つけるような能力が欲しい。


さて、このフュメ化けるか化けないか。
仕入れを迷うところです。


横浜のK酒店のご主人と電話でお話。
宮城に「第二の綿屋」ともいえる蔵がでてきたようです。
やはり、40代の蔵元の地道な努力が実を結びはじめているような印象。
さっそく、1本送ってもらうように算段しました。


近頃では価格破壊の波にのまれていない地酒の分野でも
破壊ではなくコスト改革の流れが着実に進んでいます。
純米大吟醸40%滴取り斗瓶囲い山田錦
で1升\7000
なんて当たり前になってきています
少し前ならこの手間で山田錦なら¥10000〜12000は当たり前
小さな蔵であればあるほどいいものを安く。の努力を惜しんでいません。


日本酒の新しい世界は新潟、兵庫など有名所以外で
何百石クラスの小さな蔵から間違いなく発せられています。