やっ、どうも


「こんちは」(と私)
「やっ、どうも」(片手をあげて)

知り合いとか友人にいわれた訳じゃありません。
ホテルの入り口で中年のドアマンさんにいわれました。


「やっ、どうも」
「いらっしゃいませ」じゃありません。
驚くより、あまりの受け答えに笑ってしまいました。
今思い出しても笑えます。


確かにわたくし威風堂々ではありませんし、ホテルには似合わないかもしれない。
でも、チャコールグレーのスーツに淡いブルーのシャツ、ブルー系のジャガードのタイで、
靴もちゃんとしたストレートチップ
白衣に高下駄履いてたわけではありません。


同じホテルマンの誰かに似てた?
この程度の挨拶で充分、ってやつに見られた?


でも、
やっぱり「いらっしゃいませ」ですよね。
ホテルだったらお客さまには


時々顔を見るドアマンさんです。
親しみを込めて「やっ、どうも」
だったんでしょうか?