天使の声は神の声になるのでしょうか


今日購入したCD
シャルロット チャーチ「天使の声」
村田陽一「HOOK UP」
藤原清澄 鈴木良雄「VINO ROSSO」
ピーターアースキン「ジュニ」
ジャックリーヌ デュプレ「白鳥」


通して聞いたのは、まだシャルロット チャーチの「天使の声(Voice
of an Angel)だけ


昨日のTV「世界遺産」(シャルトル大聖堂の巻き)
を見ていて彼女の歌が流れてきました。
カッチーニのアヴェ マリアでした。
それ以前にも同じ番組のCMでアンドリュー ロイド ウェーバーのピエ イエズ
を聞いていましたし、近頃各メディアでもよく紹介されていました。
12歳
天使の声
なるほど
どれほどのもんか?
メディアに踊らされて聞くのはイヤだと思いつつ
CMのピエ イエズにはそれほど動かされるものは感じませんでした。
が、
この日聞いたアヴェ マリアでグラッと来ました。


12歳でなければあり得ない声の表情。
ボーイソプラノでもドミニク ヴィスのようなカウターテナーの魅力でもない
そして、この年では驚異的なヴォイスコントロール
訓練だけでは得られない天性のきらめきがあります。
陳腐な言い方ですが「天使の声」でした。


彼女がこのまま順調に成長して大歌手になるのか?
んなことは問題ではありません。
今の彼女の歌声に魅力があるのです。


でもやっぱり考えてしまう。これからどういう風に成長するのか?
間違いなく彼女の才能は神が与えたものです。
絶え間ない努力を重ねて
たとえば、ジェシー ノーマンみたいに
「これは神の声だ」
と思ってしまうほどの大歌手になるのでしょうか?
楽しみです。


世界遺産」の番組(ソニー提供)ではアヴェ マリアがバックで流れたすぐ後に
たたみ重ねるように、ピエ イエズを歌う彼女の映像を使ったCM(ソニー)を使っていました。
で、
シャルロット チャーチ「天使の歌声」もソニーレコード


メディアに踊らされたくない私はやっぱり大企業の手の平のうえで転がされてる?