ビールのあり方はこの人に聞け


ビールのお話をちょっと前に書きました。


米やコーンスターチを原材料に使うことの私の思い違いは、お世話になっているガージェリービール 佐々木社長のブログですべて正されました。


すでに読んでいるはずなのに忘れてしまっていました。


ここには日本人の純粋信奉についてもすでに言及されていますし、なにより日本人が陥りがちな思い込みによるお酒への誤解の答えが明確に書かれています。この一連のビール話にはビール作りの大切なことがすべて網羅されているのです。



こういう方が造りあげるビールが私ン処のメインビールであることが誇りです。


振り返ってみれば、ビールも日本酒も焼酎も、野菜も肉も魚も店で使われているすべての食材は、ガージェリービールと同じように造り手の顔、仕入れ手の顔とポリシーがしっかり見えている方々から送られてくるものだけです。


根底にあるのは「ちゃんと美味しいものを作りたい」


「儲かるものを」でもなければ「効率のいいものを」でもなければ「安いものを」でもありません。


そこには一点の曇りもなく「美味しいもの」だけが目指されていることがよくわかっています。ですから、お付き合いしているすべての仕入れ先が用意してくれるものに、私自身は疑いの欠片もありません。


昨今話題になっている中国の鶏肉のように、こちらから安全性を確かめる必要はないのです。


ビールはご覧のように。


日本酒は仕入れ先の酒屋さんも蔵元も私も同じ方向を見ているように思えます。


野菜は地元の農家さんをはじめ全国各地でまじめに野菜作りをされている方、山菜や天然キノコを採取されている方ばかり。


肉は先日紹介したようなジビエや産地生産者を特定した肉だけがやってきます。


魚はいうまでもありません。


このマンコネクションを築き上げるにはそれなりの時間がかかりましたが、できあがった信頼関係はゆるぐことなく長く続くことは間違いがありません。